代表挨拶
私は18歳からの15年間をプロのサッカー選手として過ごし、
引退直後より7年間、プロサッカーチームの強化部で働いてまいりました。
23年間という人生の半分以上をサッカー界で過ごした間、私は以下のように感じておりました。
第一に、サッカー選手は引退後、業界に残って生計を立てることが難しく、
強化部やトップチームスタッフとしてサッカー界で働くことができているのはほんの一部だけです。
万一サッカー界で働くことができたとしても、その多くは単年契約で、
報酬も充分に家族を養うことができる額ではありません。
そして、選手経歴が長い人間よりも、
むしろ早々に現役を引退し指導者となった人間の評価が高いように思われます。
これは、まだまだサッカー選手の認知度や社会性が低い存在と思われがちであるという
社会的要因、そして国内現役選手の年棒の低さ(平均年俸450万円)が選手の引退を早め、
クラブ側も若く年棒の安い指導者を抱えようとするサッカー界全体の環境要因が
影響していると考えられます。
また、第二に、現役時代及びクラブ強化担当時代を通じて、
私は日本人指導者のレベルの低さを感じておりました。
もちろん、国内には強い情熱や信念を持つ人間性に優れた指導者が多くおりますが、
サッカーそのもの(個人戦術とチーム戦術を結び付ける指導)をシンプルに整理し、
それを様々な個性をもった選手たち個々人に最適な伝え方ができる指導者というものが
不足しているように感じられます。
そこで私は上記の課題に対して、自身の23年間の経験を活かし課題を解決し、
今後の日本サッカー界発展に貢献すべく活動したく、株式会社 オンゼの設立を決意いたしました。
当社・株式会社 オンゼの目指すものは、日本サッカー界が抱える2つの課題の解決であります。
①プロ選手の社会性の向上 (現役選手の報酬向上・セカンドキャリアの開拓及び支援)
②日本国内の指導者のレベルアップ
株式会社オンゼは欧州プロクラブで導入実績があり評価の高い
S2Sオンライン・コーチング・サービスを普及させて指導者のレベルを上げることで、
真の意味でのトップアスリートを育成します。
この活動による成果として、良き指導者の指導により選手自体のレベルが向上し、
サッカーの普及活動も同時に行え、優秀な選手によるパフォーマンスが普及することで
サッカーの社会認知度が上がり、選手年棒も上がり、
更に引退後に指導者を目指す選手にとっても、良い循環が確立されると確信しております。
Jリーグが設立されて17年。現在の小学生の保護者は多感な10代の時期に
Jリーグ開幕というセンセーショナルな出来事を経験している世代であり、
彼らは幼い頃からサッカーに親しんできた世代です。
特に小学生年代のサッカーシーンにおいては、国内のお父さん達がサッカーを理解し、
我が子に対して簡単な指導やアドバイスが出来るようになれば、
それこそが子供たちの成長の糧となり、ひいてはサッカー界全体の底上げに繋がることでしょう。
【サッカー界を支えているグラスルーツ(草の根)の領域における指導力の向上】
これを始点として、株式会社 オンゼはプロ選手、アマチュア選手、
そして指導者、クラブ、チーム皆がサッカーで幸せになる社会を目指します。
2010年3月2日 株式会社オンゼ
代表取締役 神野 卓哉